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2013年2月1日金曜日

魂のかけらセリフ集(ヨウ)

ヨウの場合、魂のかけらは3つのみなので短めです。


1個目の魂のかけら
ヨウ
「これが・・・わたしの魂・・・
錬金術師ドラゴーネには、最愛の妹がおりました。
その妹が不治の病にかかったことで、
死を乗り越えるために、『魔書事件』を起こしたのですわ。
錬金術師ドラゴーネは、わたしたちの持っていた東洋の妖術と
西洋の錬金術を組み合わせ、
『魔書』を作る密儀を執り行ったのです。
それは、おぞましく恐ろしい儀式でした。」


2個目の魂のかけら
ヨウ
「これが・・・わたしの魂・・・
魔書の中には『魂の世界』が描かれています。
そして、魔書を目にした者には転生の呪いがかけられ、
魔書の世界・・・つまり『魔界』へと転生させられるのです。
かつて4人の騎士が呪われた時、今の呪われし者様と同じように闘いました。
もちろん、騎士たちは『夢の塔』へ入ることはできず、迷宮で闘ったにすぎません。
けれど、迷宮内に封じられていた多くの人々の魂を解放したのです。
それによって、『最初の魔書』は、ぼろぼろに壊れました。」


3個目の魂のかけら
ヨウ
「これが・・・わたしの魂・・・
4人の騎士によって
壊されかかった『最初の魔書』を手にしていた『老錬金術師ロレンス』は、
新しい魔書・・・『第二の魔書』を作る事を考えたのです。
『魔書』に描かれた、『魔書』をを受け継ぐ者の元へ、ロレンスは向かいました。
それは、歴史の闇に葬られた、悲しくも恐ろしい事件でした。
さあ、わたしの妖術が解放されました。
マジックコマンドで魔法装備してください。
あなたの力になるはずです。」

魂のかけらセリフ集(イン)

インの場合、魂のかけらは3つのみなので短めです。


1個目の魂のかけら
イン
「これが、わたしの魂・・・
思い出せて参りました。
わたしと『ヨウ』は、『錬金術師ドラゴーネ』によって殺され、
『魔書』を作るための最初の犠牲者となった者です。
『魔書』とは、この『魂の世界』に人々の魂を飲み込むための錬金術的装置なのです。
わかりますか?
『魔書』によって呪われた人々の魂は、この『魂の世界』に転生します。
そして転生した人々の魂は、
この『魂の世界』を維持するためのエネルギー源として利用されるのです。
おそろしいことです。」


2個目の魂のかけら
イン
「これが・・・わたしの魂・・・

『魔書』は、人間の肉体を材料に作り上げる、おぞましい書物です。
『魂の世界の王』となるべき者が、自らの肉体を材料に、『魔書』を作るのです。
・・・・・そう、600年前に作られた『最初の魔書』は、
『錬金術師ドラゴーネ』本人の血と肉によって作られたのです。
そして、『錬金術師ドラゴーネ』は、『封印王』となったのです。」


3個目の魂のかけら
イン
「これが私の魂・・・・
4人の騎士によって壊されかかった『最初の魔書』を手にしていた
『老錬金術師ロレンス』は、新しい『魔書』・・・『第二の魔書』を作る事を考えたのです。
『最初の魔書』の材料となった人物と、同じ血と肉を持つ者を利用し、
魔書を再生することを考えたのです。
それは、歴史の闇に葬られた、悲しくも恐ろしい事件でした。
さあ、わたしの妖術が解放されました。
マジックコマンドで魔法装備してください。
あなたの力になるはずです。」

魂のかけらセリフ集(カソア)

1個目の魂のかけら
カソア
「これがあたしの『魂のかけら』
あたしの、思い出そのもの。
闘いだけが、あたしの生きる証だった。
『ブレイブハート』様に仕え、騎士となる前は…殺しを請け負う仕事をしていた。
ブレイブハート様・・・『デジデリオ・ティグレ』様に出会ったのは、
彼の暗殺を請け負い、寝室に忍び込んだ夜だった……。
でも、彼は、あまりにも強く、優しく、あたたかかった……。
思い出したわ…あの夜……生まれて初めて知った憎しみ以外の感情を…。
でも、そのデジデリオ様とあたしの魂を封じていた魔物たちと、一体、どんな関係が…」


2個目の魂のかけら
カソア
「ああ…すごい…入ってくるわ…魂のかけらが…。

無くした過去を取り戻す気持ち良さ…わかるかしら?
それが、例え他人に憎まれていた過去だったとしても、
自分の過去を取り戻すのは、気持ちがいいわ。
生きるために殺しをしてきたあたし……
憎まれる事を気にしていたら、生きていけなかった…。
けれど、あの人に・・・『ブレイブハート』様に命ぜられ、
『魔書事件』の探索を始めてから、様子が変わってきたわ。
身に覚えの無い復讐者が現れたの。
まるで…もう一人のあたしが憎しみを生み出しているみたいに……。
闇の中で襲い掛かってくる復讐者の影。
悪魔のような死の舞が目に浮かぶ…。

これは…誰?いつの記憶?」


3個目の魂のかけら
カソア
「ドラゴーネ錬金術工房を見張っていた時…
あの夜闇の中、さらに深い闇の影が襲い掛かってきた。
変幻自在に舞い、あたしの爪をかわす。
あたしは、初めて怖いと思った。死にたくない、と思った。
勝てない相手に怖さを感じた。
デジデリオ様に負けた時は違った。
負けを認めれば、殺されないと感じていたからだと思うの。
でも、この暗い影との戦いは違った。
殺される。死にたくない。
それしか考えられなかった。
あたしが自分の爪で殺してきた人たちの気持ちが分かった。

…あたしは、泣いた。
その瞬間、右の胸から剣先がはえた。
槍のようなもので、背中から貫かれたとわかったのは、口から血が噴出した時だった。
あたしは、ドラゴーネ錬金術工房へ逃げ込んだ。
そこは無人だった。胸の痛みだけが、鮮明に思い出せた。」


4個目の魂のかけら
カソア
「思い出は、名前と供に甦る。
『デジデリオ』とは、あの人の…『ブレイブハート』様の名前…
何故、魔物である骸骨野郎が……『幻霧界』の魔物が、あの人の名を?
骸骨野郎が言っていた、『復讐者メラン』という名……
…知って……いたわ。
『魔書事件』を解明するため、ドラゴーネ錬金術工房を調べていたあの夜執拗にあたしを狙った。
領内随一の踊り子の名前…『メラン』
そのメランに、あたしは背中から貫かれた……
…思い出したわ。
あたしは、メランに殺されそうになった。」


5個目の魂のかけら
カソア
「ああ、貫かれた痛みを伴って……魂が入ってくる…

…あの夜……『ブレイブハート』様の命によって、
錬金術師工房の外に潜んでいたあたしを、
背中から右の乳房まで剣で貫いたのは復讐鬼『メラン』…
メランは、あたしが彼女の両親を殺したと信じきっていた……
憎しみの闇を舞う復讐のコウモリは何も見えていない。
復讐の盲目の中で、コウモリは耳に頼る。耳にしたウワサに頼る……
彼女も、この『魔界』に転生していたとは…
この胸の痛み……思い出させられた…」


6個目の魂のかけら
カソア
「『魔書事件』探索を命ぜられ時の『ブレイブハート』様の様子…
何か、いつもと違っていた。
わたしたちに話せない何か秘密を持っているような、そんな印象を受けた。
それは、何だったのかしら…」


7個目の魂のかけら
カソア
「思い出は、人の魂そのもの。
思い出という魂がなくなってしまえば、あたしは、あたしでいられない。
あなたもそう。そして、この世界は魂によって支えられている。
そう、あたしたちは、この世界を支えるために魂を奪われたのよ。
胸から血を流しながら、『ドラゴーネ錬金術工房』に入り込んだ時。
あたしは、それを知ったのよ。
まさか、それを望んだのが『ブレイブハート』様だというの?そんなはずは…」


8個目の魂のかけら
カソア
「あなたに聞きたいの。
あたしにはこの結界に出られないけれど
迷宮探索中のあなたを時々は助けれあげられそう。
ねえ、答えて。好きな方を選びなさい。あたしは、どちらでもかまわないから。」
(選択肢)
1:時々、魔物の攻撃からあなたを守る。
2:時々、あなたと共に魔物を攻撃する。

これからもあたしの魂を取り戻して。
『ブレイブハート』様…『デジデリオ』様のことを思い出せば
あなたの『呪い』のこともわかりそうな気がするのよ。
デジデリオ様の愛した『マシウル』もこの世界に転生していた……
それが何を意味するのか………。
あなたが『デジデリオ』様ににていることも、
何か意味があるような気がするの……」


9個目の魂のかけら
カソア
「思い出すわ……あのチェーナ(夕食)のひととき
『ブレイブハート』…『デジデリオ』様があたしの所へやってきたの。
ありえないことだったわ。
デジデリオ様は、一言だけ言った。
「すまない」と。
あたしは、『魔書事件』探索の危険性を詫びているのだと思った。
まさか、深き闇の寺院の者が言っていたように…
デジデリオ様があたしを陥れようとしていたというの?」


10個目の魂のかけら
カソア
「……デジデリオ様の愛したひと…『マシウル』…
あたしは…あたしの気持ちに区切りをつけたくて彼女を調べた事があった……
いやな女よね……
『魔書事件』の前の事だったからその名前を知った時もどういうことはなかった。
でも、『魔書事件』が起こってからは彼女の存在が、
それまでとは違う意味を持ってきたのよ。
彼女の名は、『マシウル・ドラゴーネ』。
『錬金術師ドラゴーネ』の妹だった。
マシウルは『魔書事件』の直前に姿を消していたわ。
彼女なら、何か知っているはず。…間違いないわ。」


11個目の魂のかけら
カソア
「過去が…奪われた過去が痛みと共に戻って来る…
…あたしの知らない過去。
あの時、何が起こっていたというの…?
『デジデリオ』様と錬金術工房の『ドラゴーネ家』と『魔書事件』のことでどんな関わりが…?
何故、デジデリオ様はあたしがメランの両親を殺したと嘘を言ったの?
それともメランが嘘を言っているの?
いえ…デジデリオ様とロレンスの関係など嘘で思いつけることとは思えないわ…
…誰も信じられない…
あたしに信じることを教えてくれたデジデリオ様が…どうして?」


12個目の魂のかけら
カソア
「とうとう全ての魂を取り戻せた…痛み、苦しみ、憎しみ
その…全てが…
この『魔界』を支える糧とするためにあたしを封じた…。
そう、かつてあたしがこの『魔界』に飲み込まれた時、『封印王』がそう言っていたわ。
そして、『封印王』のことをロレンスが『デジデリオ』と呼んでいた…。
そう、『封印王』の正体は『デジデリオ』様なの…。
愛するマシウルと共に生きるために『デジデリオ』様は…

…待って
でも『魔書』を作ったのは錬金術師ドラゴーネだったはず…。
どういうことなの?あたしの知らない秘密がまだあるというの?」




VS ネガティブ・カソア戦
 楽園守護騎士・メランの声
「あたしの両親を殺したのは夜想騎士団の女団長!アタシはデジデリオ様にアタシの仇がカソアであると教えられた!」

(魔鏡を調べる)

カソア
「何?…この魔鏡は…?」

(戦闘になる)

楽園守護騎士・メランの声
「…これは、我が両親の仇カソアの魂を利用して作り上げた封印人形「ネガティブ・カソア」…
あの夜、お前を貫いた時の快感は未だに忘れられない。そして、
お前の憎む気持ちも…未だに忘れられない…」

カソア
「…憎むのは、構わない…けれど…」

(戦闘に勝利する)

楽園守護騎士・メランの声
「ロレンス様に、アンタがドラゴーネ錬金術工房を狙ってると聞き、待ち伏せしていた!カソアの背中から胸を貫けたのはデジデリオ様とロレンス様のお力なのさ!それでも、まだしらばっくれる気なのか!」
カソア
「…どういうこと…デジデリオ様とドラゴーネ錬金術工房の関係は…?」





VS 楽園守護騎士・四天王メラン戦

メラン
「永かった・・・この時をどれほど待ったか!
デジデリオ様は教えてくれた。
カソアを転生させれば、『魂の世界』で復讐を果たせると!
そして、ついに、転生したカソアに復讐できる時が来た!」

(戦闘)

メラン
「父を殺し、母とあたしを・・・
そして、母を殺しあたしだけを残して去った。
あの夜、カソアを襲い、傷を負いながらも返り討ちにあったアタシは、死にかけた。
死にかけたアタシの所に来たのがロレンスだった。
ロレンスは魔書を持っていた。
ロレンスは、カソアを魔界に引きずり込むと言っていた。
魔界に転生すれば、復讐できる。
だから、アタシは魔界でカソアに復讐するために、転生した。」

(戦闘に勝利)

メラン
「・・・・・・聞かせて・・・・
・・・・なぜ・・・・・あたしの家族を・・・・・・?」
カソア
「わたしじゃない。
憎まれるのには慣れている。
けれど・・・・
わたしじゃない・・・・・」
メラン
「嘘よ・・・ローブを着た『デジデリオ』様が教えてくれた・・・・
カソアが・・・・」
カソア
「ローブを着た『デジデリオ』様!?
誰!?
・・・・誰なの?」

魂のかけらセリフ集(ダクロ)

1個目の魂のかけら
ダクロ
「これが、俺の『魂のかけら』 …これで、俺の凍りついた過去が少しばかり蘇える。
この魂を手に入れた時、そこにいた花の子供達の魂は『魔界』から自由になった。
魂の牢獄たる『魔界』がら解放されたのさ。
…そう、ここは魂の牢獄『魔界』。
人々が『魔界』に飲み込まれた事件こそ『魔書事件』…。
『魔書事件』…俺は『ブレイブハート』様に仕える騎士だった…。
そして、『魔書事件』の秘密を探るべく…・
・・いや、待て…何か思い出しそうだ……・・・
…だめか…」


2個目の魂のかけら
ダクロ
「…『魂のかけら』こそ、現在を作る過去そのもの、時そのものだ
…悲しみ……深い悲しみだけが…
…取り戻せた…。
俺は、『ブレイブハート』様の命により、
領内で起こった大行方不明事件『魔書事件』を調べていた。
真相を知る『ローブの男』の居場所を突き止め、
『ブレイブハート』様に報告するために帰還したとき…
血の匂い…誰かの死……
…誰か大切な人の………死…・・・誰だ?
楽園守護者が伝えてきたあの言葉。
俺と再会するために転生したというのは誰だ…?」


3個目の魂のかけら
ダクロ
「・・・死の匂い…
黒く変色した肌・・・
・・・絶望的な微笑み・・・
先に逝くことを許せという妻の声・・・・
・・・神に誓った永遠の愛・・・死が2人を別つまで・・・・

そして、死は無情にも2人を別つ・・・
同じ夕日を見て美しさに感動し、同じものを食べては笑い、
同じ物語を聞いては涙した。
愛するとは、同じ感情を分かち合うこと。
彼女の苦しみは、俺の苦しみ。
不治の病・・・・黒死病に犯された妻・・・地獄の苦しみ・・・
死を望む妻の声・・・ ・・・・くそ
・・・こんなことまで忘れていたのか・・・
・・・俺は・・・俺は!」


4個目の魂のかけら
ダクロ
「…妻の死…。
『魔書事件』探索から戻った俺を迎えたのは…・・・妻の死・・・。
…頭を縦に割られていた妻の死に顔…。
妻の傍らに立つ・・・友『アスール』
…その手には、血塗られた剣。
アスール……何故だ?
何故あんなことを…
そして、俺はアスールを殺した…・・・俺は、妻と友を失った…」


5個目の魂のかけら
ダクロ
「俺の身体を作り上げる・・・悲しみの記憶・・・
・・・むごたらしい妻の死体・・・
流れた血に染まるベッド・・・血塗られた剣を持つ友『アスール』
妻は俺に・・・「殺してくれ」と言っていた・・・・・。
けれど・・・俺にはできなかった。
妻の気持ちは痛いほどわかった・・・
だから、俺は、わからないふりをした・・・
俺たちは、初めて別々のことを願った・・・・・・・・
まさか、妻がアスールに死を願ったというのか・・・
それを、アスールが受け入れたと・・・?
愛する者の喪失によって心は凍結する。
俺は、その場で、アスールに決闘を挑んだ。
そう、決闘を挑んだんだ・・・それが・・・
それが『誤解』だと言うのか?」


6個目の魂のかけら
ダクロ
「『魂の器』・・・
花屋敷の魔物が言っていた言葉・・・聞き覚えがある。
『ローブの男』・・・俺が探り出した『魔書事件』のカギを握る人物・・・
妻を殺したアスールとの決闘の結末は思い出せない。
・・・ただ、決闘の後、近辺を歩いていたローブの男を見つけた。
取り押さえようとしたところ、『魔書』を見せつけられ、
『魔界』に落とされたことは思い出した。
その時に、聞いた気がする。『魂の器』という言葉を・・・」


7個目の魂のかけら
ダクロ
「人は、何故、悲しむ?
何故、喜ぶ?
何故、怒る?
自分ではどうにもできない感情は、一体どこから来るんだ?

夕闇迫る森の中で、『ローブの男』が『魔書』を開いた。
君と同じように『呪い』を受けた。
君と同じように『魔界』を歩いた。
そして、『封印王』と出会った。
『封印王』は言った。
「永遠の器こそ楽園、楽園こそ永遠の魂の器」・・・・と。
俺は、『封印王』との闘いに敗れ、この『魔界』に転生させられた。
『永遠の魔界』に・・・」


8個目の魂のかけら
ダクロ
「君に聞きたいことがある。俺はこの結界からは出られないが、
迷宮探索中の君を時々助けてあげられそうだ。
そこで、次の質問に答えて欲しい。
君の好きなほうを選べばいい。俺は、どちらでも構わない。
(選択肢)
1:時々、魔物の攻撃からあなたを守る。
2:時々、あなたと共に魔物を攻撃する。

今後も、俺の魂を手に入れてくれ。
俺が『魔界』で知ったことの中に君に関わる重要なことがあったような気がする。
それを思い出したい。
『呪われし青き騎士ふたり。再会す」・・・
『深き氷寺院界』で聞いたこの言葉は、
俺とアスールのことを言っているようだ。
アスールも、『魔界』に転生しているのか。
しかも、『封印王』配下の魔物として・・・
俺とアスールの違いは何だ?
そこに呪いの秘密が、隠されていると思わないか?」


9個目の魂のかけら
ダクロ
「君を『魔界』の奥へと誘う者・・・『ロレンスの影』と『マシウル』。
『剣王界』の王が言っていたように、
2人が親子だとしたら・・・
そして、『魔書』を作り上げた『錬金術師ドラゴーネ』の家族だとしたら。
彼らの言葉に従っていいのだろうか?
俺に『魔書』を見せた『ローブの男』の転生した姿が、
『ロレンスの影』だとしたら奴の狙いは、おそらく君の転生だろう・・・
彼らは、この世界を『魔界』とは呼ばない。
そこに、俺たちとは別の考えがある。
そう思えてならないのさ・・・・」


10個目の魂のかけら
ダクロ
「楽園守護者の言葉から、『楽園守護騎士・四天王』がアスールだとわかる。
俺が誤解している、と言っていたが・・・
・・・・・何が誤解だというのか。
妻を殺したのは自分ではない、・・・とでも言いたいのか?
妻は、あんな死に方など望んではいなかった筈だ・・・・
俺たちを苦しませる病から解き放たれたいと望んでいただけだ。
安らかに・・・・・・
頭を二つに割られて死にたいなど思わなかった筈だ・・・・・
断じて違う!
・・・・・いや、まて。
あのアスールとの決闘の結末・・・・
・・・何だ?青いローブの一団との闘いの記憶が・・・
アスールとの決闘は、どうなったんだ?
・・・・だめだ・・・・思い出せない・・・・」


11個目の魂のかけら
ダクロ
「俺の過去が蘇る・・・
悲しみと後悔の記憶・・・・・・
俺とアスールの決闘は夕暮れの森の中だった。
蒼々とした夕暮れの森。
俺はアスールの剣を狙って鉄の鞭を放った。
・・・・・激しい手ごたえ・・・
金属がぶつかり合う音・・・・・アスールの剣に絡み付く俺の鉄の鞭・・・・
その直後、現れた賊の姿・・・青いローブをまとった謎の一団。
・・・そうだ、俺たちの決闘は、決着のつかないままだった。
賊の攻撃を受けたアスールの剣が折れ、
彼が傷つき倒れた・・・・
・・・・思い出した。あの時の光景を。
あの青いローブの賊は、何者なんだ?
その後に出会った『ローブの男』・・・・・・・
『ロレンス』と無関係に思えないが・・・・・」


12個目の魂のかけら
ダクロ
「君のお陰で、失っていた妻の笑顔その思い出も取り戻せた。
だが、肝心の『魔書事件』については、多くの謎が残ったままだ・・・・

妻を殺したのは、アスールではなかった。
・・・誤解・・・なんてことだ・・・アスールは、このことを言っていたのか。
アスールが死んだのは、俺のせいだ。
俺は妻の死に衝撃を受け、友の話に耳を貸さなかった。
決闘を申し込んだのは、
受け入れがたい妻の死を一時の怒りに身を任せ忘れたかった・・・だけなのかもしれない。
アスールは、あの蒼バラの連中の事を言おうとしていたんだ。
俺は、馬鹿だ・・・・
封じられた俺の魂・・・・封じられた『魔界』からの脱出・・・・
そんなことに気を取られていた俺は、なんて馬鹿だったんだ・・・
あの決闘後、傷ついたアスールが言っていた。
俺たちの使命は、『魔書事件』の真相を探る事
たとえ、この身がどうなろうと、必ず『魔書事件』を解決する・・・
アスールは、きっと今でもひとりで闘っている。
あいつは、そういう男だ・・・」


VS楽園守護騎士・四天王アスール戦
ダクロ
「アスール!済まない・・・俺は・・・・」
アスール
「・・・ダクロ、今一度、決闘を!
闘いの中で、君に伝えたいことがある。」

(戦闘)

アスール
「600年前の僕たちの決闘の最中に青いローブを着た20人程の賊が襲いかかってきた。
僕たちは奴らと闘った
闘いの中で僕の剣は折れた。
それでも、僕たちは賊を全滅させた。
僕は、君と生きて再会するために、ローブを着た『ロレンス・ドラゴーネ』と取引したんだ。
君の奥方を手にかけたのは、
『老錬金術師ロレンス・ドラゴーネ』が作った私設軍隊『楽園守護者』だった。
『楽園』にはびこる青い花の魔物は、皆、その軍隊にいた連中だ。
ロレンスは、この世界を楽園にするために生贄となる強き魂を求めていた。
そして、君の魂に目を付けた。
君を絶望に追い込み、『楽園』に誘うために、
君の奥方を殺し、僕たちを罠にはめたんだ。
僕は、これを君に伝えるため、『封印王』と取引した。
この『魂の世界』で、他人の魂を喰らう魔物になったんだ。
『封印王』が言う『楽園』を、消し去る方法を探るために、
それを君に伝えるために、奴に魂を売ったんだ。

呪われし者さん・・・・君なら、この世界を破壊できる。
僕らのような者を、二度と作らぬために、
この世界を破壊してください。」
ダクロ
「アスール・・・君は、それを言うために600年もの間・・・・」
アスール
「・・・・ダクロ・・・ ノ ネ ニエンテ・・・(たいしたことじゃない・・・)」
ダクロ
「・・・全ては、老錬金術師ロレンス・ドラゴーネの仕業。
・・・・そうなのか・・・・・・・」



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※元黄昏騎士団のキャラクターのセリフなのでここに記載します

 カソアの迷宮地下16階・宝物界で会える魔甲冑のセリフです


 魔甲冑ネーロロード
「封印界で、我が影に出会ったか?リターンやクラッシュの練習は十分に出来ているか?だが、魔法を使わぬ相手との決闘はどうかな?腕前拝見といこうか!」

(戦闘、勝利する)


魔甲冑ネーロロード
「ふむ。…なるほど。お主の腕前はわかった。LPは、元に戻しておいた。闇に満ちた世界は、カソアの魂を元に作られている。カソアの心にある、深い闇がどうやって生まれたのか、誰も知らない。彼女も語ろうとしない。ただひとつ確かなことは、闇の世界となって現れている彼女の心があるということだけだ。」

(キースペルが出現)


魔甲冑ネーロロード
「このキースペルを持っていけ。宝箱をひとつ余分に開けられるだろう。俺は元黄昏騎士団にいた。俺は、カソア団長に憧れた。『ブレイブハート』様のために、全てを捧げる彼女に憧れた。呪われし者さん、団長に力を貸してやってください。」

魂のかけらセリフ集(シリコ)

1個目の魂のかけら
シリコ
「これが、ボクの『魂のかけら』デス!
ああ・・・昔のことが浮かんできます。
・・・『白き騎士』って、天恩騎士団団長に与えられる称号デス!思い出しましたよ!
ボクは、ブレイブハート様に仕える天恩騎士団に所属していた騎士でした。
あ!また!思い出しました!
デジデリオって!
ブレイブハート様の名前でした!
・・・でも、まだ何か、とっても大切なこと忘れてるような気がします・・・
なんだっけ・・・父上に・・・関係してたこと・・・・」


2個目の魂のかけら
シリコ
「うわあ!
すごいや・・・思い出は、姿を変える力まで持っているんデスね!
思い出って大切デスね!
・・・・父上は・・・うん、ボクの父上は、
天恩騎士団の団長でした。
『ブレイブハート』様の命によって他の騎士団の団長たちと同じように、
『魔書事件』の捜査をしていたんデス。
そして・・・・・そして、どうなったんだっけ?
・・・思い出せないデス!
魔物の言っていた『白き騎士』が父上だとしたら、
・・・・・なんで?
楽園守護騎士・四天王なんてものに?
それに、楽園守護者からの伝言にあった『秘密』って何のこと?
ボク・・・・覚えてません。」


3個目の魂のかけら
シリコ
「・・・・・・あ、フォルミーカ(アリ)・・・・
ボクがうんと小さな子供のころ、夏の日、
屋敷の門のところで、アリの行列を見ていたことがありました。
ボク、人差し指で、一匹つぶしたんデス。
ポチリって音がして、アリは死にました。
太陽がまぶしくて、いろんなものの影がすごく小さかった。
そこに父上が、『ブレイブハート』様と一緒に通りかかったんデス。
2人は、『ドラゴーネ錬金術工房』の主
『デジデリオ・ドラゴーネ』がどうしたこうした・・・って話をしてました。
アリはなんで生きてるのデスか?
ボクは父上に聞いたんデス。
だって、仲間が死んだのに、他のアリは全然気にしてないんデスよ!
で、父上とブレイブハート様は・・・・・・・
・・・・・んん?なんて答えてくれたんだっけ?」


4個目の魂のかけら
シリコ
「ボクが生まれる前から、天恩騎士団の団長だった父上。
・・・・・なんでかな?
ボク、父上の日記の内容を思い出しました。
過ちを犯した・・・・・って書いてありました。
ボク、父上の日記、読んだことがあるみたい。
・・・・・どんな過ちが書かれていたかは思い出せないんデスけど・・・・
老錬金術師ロレンス・ドラゴーネと父上は
若い頃からの友達だったみたい。
・・・・・それと、父上の犯した過ちって、
何か関係があったような気が・・・・」


5個目の魂のかけら
シリコ
「すごい!
自分の大切な思い出って、こんなにまぶしいんデスね!

楽園守護騎士からの伝言・・・
『忌まわしき迷信』って・・・・
父上の日記にも書いてありました。
雨上がりの真昼、雲の切間から光の帯がたくさん!
そんな天使の階段がたくさん降り注ぐ中、
びっしょり濡れた父上が帰ってきて・・・
ボクに日記を手渡して・・・そのまま、どこかへ行ってしまったんデス。
そして、行方不明になったんデス。
きっと、父上は何か考えがあったんだと思いマス。
わかんないデスけど・・・・・・
そして、その日記の中に、
『忌まわしき迷信が、全ての悲劇を生んだ』って書いてあったんデス。
『忌まわしき迷信』って何なのでしょう?」


6個目の魂のかけら
シリコ
「『白き騎士』・・・・・父上は・・・・・
『夢の塔』ってところにいるんデスね・・・・
『夢の塔』ってヘンな名前。
何が『夢』なの?
誰かの『夢』なの?
『魔界』に転生する前のボクには『夢』があったんデス。
いつでも、楽しく、笑ってられる
そんな大人になるんだって『夢』が。
でも、『魔界』に転生させられて、大人になれなくなちゃった・・・・
ツライとか、ツマンナイとか言ってる
そんな大人にすらなれなくなったんデス。
父上は、いつも優しい笑顔をしてました。
でも、日記を読んでみたら、苦しい思いを抱いてたってわかりました。
『不吉なる双子』っていう迷信。

『・・・・双子は、崇高なる魂と邪悪な魂に分けられたひとつの魂。
それ故、邪悪なる魂を滅ぼさねばならぬ』
・・・・この『不吉なる双子』の迷信が『忌まわしき迷信』だったんデス。
・・・・でも、それが『魔書事件』と関係あるっていうんでしょうか?」


7個目の魂のかけら
シリコ
「『魔書事件』と『不吉なる双子』の迷信。
もし関係があるっていうなら、誰と誰が双子だっていうの?
・・・・まって、ボク、何か知ってたような気がします。
父上の日記で、何か読んだ気がします。
・・・・・・・・・・うーん
・・・・うーん・・・・・・・・・・・・・・・あれ?
そういえば、呪われし者さんが『ブレイブハート』様に似ているのって、
何か関係があるのかな?
・・・・・・うーん、もう少しで、何か、大切なこと、
思い出せそうなんデスけど・・・」


8個目の魂のかけら
シリコ
「呪われし者さんに質問デス。
ボクはこの結果イから出られないけど、
迷宮探索中の呪われし者さんを時々、手伝ってあげられそうデス。
そこで質問デス。
好きなほうを選んでください。
ボクは、どっちでもいいデス。 1:時々、魔物の攻撃から守る
2:時々、一緒に魔物を攻撃する

さあ、一緒に、『双子の秘密』を解きましょう。
『双子の秘密』が『魔書事件』の鍵になるはずデス。
なんか、そんな気がしマス。
父上の日記の内容を思い出せれば、
『恐るべきひとつの御名、ふたつの魂』・・・って言葉の意味もわかるはずデス。
そしたら、呪われし者さんが『ブレイブハート』様に似てるってことがどういうことか、
分かるかもしれません。
なんか・・・・・そんな気がするんデス。」


9個目の魂のかけら
シリコ
「『ブレイブハート』様と『錬金術師ドラゴーネ』が同じ名前だって・・・・・
剣王の言葉・・・本当のことデス。
父上から託された日記にもありました。
『数十年の時を経て再会した二人のデジデリオ・・・
出生の秘密。枝分かれした運命』って。
『出生の秘密』・・・・『不吉なる双子』・・・『忌まわしき迷信』・・・
なんとなく、想像できマスね・・・
父上は、迷信を嫌ってました。
『天恩の旗のもとに集いし騎士は、己の正義に殉ずるべし』
っていつも言ってました。
だからきっと・・・・・・」


10個目の魂のかけら
シリコ
「・・・父上は、自分から望んでこの『魔界』に転生したんデスね。
・・・『封印王』の手先として・・・・
その父上の日記にあったこと・・・思い出しました。
やっぱり、想像した通りデス。
『ブレイブハート』様と『錬金術師ドラゴーネ』は、
2人とも『デジデリオ』という名前の双子だったんデス!
双子ってことは、似てたんでしょう。
っていうより、そっくりだったんでしょう・・・・・
呪われし者さんも、似てるって皆に言われてきましたよね?
ボクも、呪われし者さんからブレイブハート様に似た感じを受けます。
呪われし者さん、気をつけて!
呪われし者さんの『呪い』は、ボクたちにかけられた『呪い』とは、
ワケが違う・・・・そんな気がしマス。」


11個目の魂のかけら
シリコ
「・・・・・まぶしい・・・大切なものほど、思い出はまぶしいデス。

『ブレイブハート』様は、こうおっしゃられました。
『死が人を殺すのではない。忘却が人を殺すのだよ』・・・って。
あの夏の日のアリの時のことデス。

『アリの仲間は、その死を覚えていない。
けれど、シリコ君が覚えている限り、
君にとって、アリの死は、意味がある。
生は意味のある死を迎えるためにある。
人は意味のある死を迎えるために、人生の意味を作るのさ。』

もし、そうだとしたら『魔界』に転生して死ななくなったボクたちの生には、
どんな意味があるの?
それに、ボクにそう教えてくださったブレイブハート様は、どうなったの?
父上なら、知っているかも・・・・・」


12個目の魂のかけら
シリコ
「父上の日記の内容を思い出したいデス・・・・・
これが、最後の魂なんだし・・・

・・・・・・毒!
父上から日記を託されたあの最後の時・・・・
天使の階段の真昼・・・・
父上は、毒に犯されていたのデスね・・・・・・知らなかった。
父上の日記の最後に書かれていた言葉・・・・

『魔書を作ったデジデリオ・ドラゴーネは
同じ肉体を持つブレイブハート様を狙っていた。
シリコよ、ブレイブハート様を守れ・・・・』
ああ・・・そうデシた・・・そうだったんデス。
ボクは、『ブレイブハート』様を守りきれなかった。
父上に会わせてやると言った『ローブの男』に騙されて、
『魔界』に転生してしまったんデス!
なんてこと!『ブレイブハート』様を探さなくっちゃ!
え?
『ブレイブハート』様は転生していない?
そんな馬鹿な、だって感じマスよ!
『夢の塔』のどこかに『ブレイブハート』様の魂を感じマスよ!」


VS楽園守護騎士・四天王ヴァイス戦
シリコ
「・・・・父上!」
ヴァイス
「シリコよ・・・・よくぞ成長した・・・・父にその力を見せてみよ・・・・」

ヴァイス
「『封印王』・・・・『錬金術師ドラゴーネ』様は今も我らを見ておる・・・
闘いながら聞くのだ。
『錬金術師ドラゴーネ』様は、
我ら騎士の主『ブレイブハート』様の双子。
『双子の迷信』により殺されるところを、
私が密かに友人の『ロレンス・ドラゴーネ』に托したのだ。
ともに『デジデリオ』と名付けられ成長した領主『デジデリオ・ティグレ』様と
錬金術師『デジデリオ・ドラゴーネ』様

・・・・シリコよ・・・お前が封じられたのも、
私の責任なのかもしれぬ・・・・・すまぬ・・・
そして呪われし者殿。
あなただけが、
この『魔界』で、デジデリオ・ドラゴーネ様を止めることができる者なのだ。
転生せぬまま『夢の塔』に入ることができるのは、
2人の『デジデリオ』様に連なるあなただけなのだ。
シリコと力を合わせ、この『魂の世界』を消し去るのだ。
人々の魂を糧に存在し続けるこの『魔界』を滅ぼすのだ。
それが、呪われし者殿の呪いを解く唯一の方法でもあるのだ。」

シリコ
「・・・・父上・・・・わかりました。
呪われし者さん、おねがいします!
600年前から続く『魔書事件』を終わらせるために、
ボクに力を貸してください!」
ヴァイス
「シリコよ・・・・呪われし者殿よ・・・・頼みます・・・・・・」

魂のかけらセリフ集(イズィム)

1個目の魂のかけら
イズィム
「迷宮は、呪われ、転生させられた者の魂が精霊となって生きる世界。
『魔書事件』の犠牲者達が囚われ続ける魂の牢獄。
封印王が作り上げた、『魔界』
・・・しかし、だからこそ、会えるかも知れない。
『友人』に…そして『あの人』に…
私が魔界に転生することになったきっかけ
それは、あの夢の様な朝の出来事・・・
…まだ、はっきりと思い出せない。
魂を取り戻していれば、あなたに語れるくらい思い出せるだろう。
私と魔書事件の関わりの中に、必ず、呪いを解くカギがある。
・・・あの人との思い出が蘇れば、きっと。」


2個目の魂のかけら
イズィム
「・・・ああ、『魂のかけら』が・・・過去が・・・
私の中に入ってくるのが分かる。

この魂を封じていた楽園守護者の言葉…覚えている?
楽園守護騎士なる者からの伝言を、覚えている?
・・・私の名前を知っていただろう?
私の名前を知っている楽園守護騎士とは誰なのか?

・・・名前といえば・・・そう、私の親友の名前が思い出せた。
彼女の名はイグニス。いつも一緒だった親友。
もし、彼女が魔界に転生しているのなら助けなければ。」


3個目の魂のかけら
イズィム
「イグニスとの思い出がよみがえる…
彼女とは幼いころからのつきあいだった。
好きな場所、好きな食べ物、好きな色…何もかも同じだった。
私たちは、双子のように仲がよかった。
…あの事件。イグニスと早朝の森で会う約束をしていた。
しかし、そこにいたのは、待ち合わせていたイグニスではなかった。
早朝の森で、私を待っていたのは恐ろしい賊の一団だった。
言葉にできない事が起こった。
私は、自分の身を守るために、初めて剣を握った。
そして、知った。
自分の身を守るために、強くならなければならないことを。」


4個目の魂のかけら
イズィム
「過去を取り戻す…辛いわね…けれど、前に進まねばならない…

・・・あの人の名前を思い出すのが怖い…
・・・・・・・
ルブルム…あの人の名前は…ルブルム…
強くなるために、私は、女であることを捨て、騎士となる道を選んだ。
そして、ブレイブハートと呼ばれる領主に仕える騎士となった。
そんな私に、女であることを思い出させてくれたのが、あの人…ルブルム…だった。
…ルブルム…私を愛し、魔書を見せた人。
あの人が…ルブルムが、どうして魔書を持っていたのか。
魔書事件とあの人はどう関係していたというのか…」


5個目の魂のかけら
イズィム
「・・・ああ、熱い・・・
過去はどうして、心を熱くさせるのか…

あの人が…ルブルムがこの魔界の守護騎士になっていたとは…
そう…私に魔書を見せ、私を魔界に転生させたのもルブルムだった。
『魔書事件』…多くの人々が行方不明になったあの事件。
まさか、自分がその犠牲者になろうとは思ってもみなかった。
ただ漠然と、自分だけは大丈夫だと思っていた。
私が『魔書事件』の犠牲者となったのはある朝のこと。
身も心も捧げた、唯ひとりの人…ルブルム。
彼と一緒に迎えた、初めての朝。彼が一冊の書物を差し出した。
それは、『眠ル繭』という題名の美しい模様の描かれた皮表紙の書物だった。
彼は、私のために、その書物を完成させたのだと言った。
私は、彼の言葉に従い、表紙をめくった。まばゆい光と轟音が鳴り響き、
目の前に、見た事もない化け物が現れた。
その『封印王』と名乗る化け物が、私に呪いの烙印を刻んだ。

それからは、今のあなたと同じ。
わけもわからず、この『魔界』を歩き回ることになった。
今、思い出せるのは、これだけ…」


6個目の魂のかけら
イズィム
「あの朝の出来事で
あなたと同じように魔界に引きずり込まれた私は、闘った。
誰かが、力を貸していた。それは、あなたと私のような関係だった。
ただ、それが何者だったか、まだ、思い出せない。
既に、魔界に転生させられていた誰かが、
私に力を貸してくれたことは確かだ。
その人物はまだこの魔界にいるのだろうか?」


7個目の魂のかけら
イズィム
「…そういえば
生前、ルブルムが言っていた。
自分は、『楽園』を作る仕事をしているのだ、と。
あの言葉は、この『魔界』を作ること、
『魔界』に人々を引きずり込む『魔書』を作ることだったのでは?
なんてこと・・・
まさか、彼が、『魔書事件』を引き起こした張本人なの?
そんな…親友だったイグニス…愛したルブルム…
どうして・・・皆・・・どうして・・・」


8個目の魂のかけら
イズィム
「あなたに聞いておく。
私は『結界』から出られないけれど
迷宮探索中のあなたを、時々、助けてあげられそう。
好きな方を選んで。あたしは、どちらでも構わない。

1:時々、魔物の攻撃からあなたを守る
2:時々、あなたと共に魔物を攻撃する

…そういえば、ルブルムは、こんなことも言っていた。
楽園を作るために、『楽園守護者』という組織を作った、と。
それは、この魔界にいる楽園守護者と名乗る魔物たちのことなの?
あの人は…ルブルムは…一体、何をやっていたというの?」


9個目の魂のかけら
イズィム
「…ルブルムは、キジバトの料理が好きだった。
あの運命の朝を迎える前日。ルブルムと一日を共に過ごした。
デジナーレ(昼前のしっかりした食事)とチェーナ(簡素な夕食)の両方で、
キジバトの料理を食べながら、永遠の愛を誓い合った。
その時、ルブルムが言っていた。
キジバトには、記憶力を高める効果がある、と。
永遠を手に入れるために、ふたりの愛を永遠のものとするために、思い出を消さぬために、
キジバトを食べる、と言っていた。
『永遠』…・・・ あの人は、永遠を求めていた。
この『魔界』もまた、消えることなき永遠の世界…
剣王の言葉が本当ならば、あの人は、
『魔界』を作った錬金術師ドラゴーネと、共謀して『魔書事件』を起こしたことに…」


10個目の魂のかけら
イズィム
「…ルブルムが、この『魔界』を作った張本人錬金術師ドラゴーネの仲間ならば、
あの人は、『魔書事件』の全容を知っているはず。
楽園守護騎士として、この魔界のどこかにいるのなら、
ルブルムに会わなければならない。
あなたの呪いを解くために、そして、私自身の決着をつけるために。
・・・もっと・・・もっと強く、強くならなければ・・・
過去に負けない心を持たなければ…」


11個目の魂のかけら
イズィム
「・・・ああ、過去が  やり直せない過去が、心を焼く…
……ルブルムは、どこにいるの?あの人は、魔界のどこに…
そういえば、ルブルムは私が使えていた『ブレイブハート』と呼ばれた領主のこと…しつこく尋ねていた。
『ブレイブハート』様の名は、『デジデリオ・ティグレ』。
私に、魔書事件の捜索を命じ、自らもまた、事件の真相を探っていた勇壮なる領主。
ルブルムは、何故、ブレイブハート様のことを知りたがったのか?
それもまた、『魔書事件』と何か関わりがあるのか?
私が魔界に転生した後、シリコやダクロやカソアも転生してきた。
ならば、ブレイブハート様は?
・・・・わからない…
まだ、この魔界には、隠された事実がある
そう、感じる…」


12個目の魂のかけら
イズィム
「『夢の塔』の頂上を目指そう。過去と未来が、私をせき立てる…
この魂を封じていた連中が最後に残した言葉が気にかかる…
『連なる者』とは、どういう意味か?あなたは、誰に『連なる』というのか?
あなたは、私たちと根本的に違うのか?
あなたの『呪い』は特別なのか?
…わからない…まだ、わからないことが多すぎる…
確かなことは、ルブルムと錬金術師ドラゴーネが共謀して『魔書事件』を起こしたこと。
幻の女マシウルが、錬金術師ドラゴーネの妹だということ。
そして、老錬金術師ロレンスが、裏で糸を引いていた、ということ。
その全てに、ルブルムが関わっていた、ということ。
まだ、何も決着がついていない…ということ。
このままでは、何も終わらない
『魔書事件』は未だに続いている。」

夢の塔イベント

(初めて夢の塔に入った場合に起こるイベント)

マシウルの声
「やはり、ここまで来れたのね…」
マシウル
「やはり、呪われし者さんは、ここまで来たわ。
転生せずに、夢の塔に入ってこれるのは、同じ『螺旋』を持つ者のみ。
未来永劫、手にした人々の魂を飲み込み続ける『魔書』を消し去る事ができるのは、あなただけなの。
お願い、正面の扉を開けて。わたしには開けられないの。」

(扉を開ける)

マシウル
「このまま、奥へ行きましょう。この奥に、『御剣』が封じられています。
この『魂の世界』を滅ぼせる、唯一つの剣。お兄様が封じ込めた『御剣』
あなたが扉を開けてくれれば、わたしが『御剣』を盗み出します。さあ、開けて!」

(帰ろうとする)

マシウル
「おねがい、そのまま奥まで一緒に来て。あなたの『呪い』を解くためにも、必要なことなの。」

(扉を開ける)

マシウル
「『御剣』は、あの祭壇に封じられているみたいね。
じゃあ、取ってくる。待っててね。」

(暫くたつ)

マシウル
「マンマ ミーア!(なんてこと!)これじゃ…覇王の剣が…
…この世界を滅ぼす剣が…
……お兄さま…… ・ ・ ・ 」

(虹王が現れ、そして消える)

謎の声
「指輪を持て。迷宮の虹を砕け。4つの虹を越え、再来せよ。」

(イーリスをゲットする)




(4人の虹王を倒し、マシウルを復活させた時のセリフ)

マシウル
「…ここ…は?
…そう、あなたが助け出してくれたのね。
…わたし、あの虹王のお腹の中にいたの…気持ち悪かった。
『わたしを守るため』という虹王の気持ちが、ねばねばしながら、
あたしの口とか鼻とか耳とか穴という穴から入り込んできたの。
吐きそうなのに、吐けない。死にそうなのに、死ねない。
でも、あなたのおかげで助かったわ。
ほら、見て、今度こそ、『御剣』を取り出すわ!」

(祭壇から剣を取り出す)

マシウル
「…やった…やったわ…ついに『御剣』を解放できた…長かった・・・本当に・・・
『御剣』は、結界に飛んでいったわ。結界に戻って確かめてみて。
…呪われし者さんは、本当に似ている。
わたしの愛した人に、お兄さまに…
ロミオ様やジュリア様よりもずっと、似ている。
お兄さまは、この塔の最上階にいるはずよ。
この塔にある閉ざされた扉を開けられるのはあなただけ。
わたしは、あなたについていくわ。どうか、お兄さまを止めて……」